北海道の今年度教員採用選考の受検倍率は全体で2・0倍、小学校は1・3倍で過去最低となり厳しい状況が続く。質の高い教員の確保に向けどのように取り組む考えか。
道教育大学との連携をさらに深め、高校生段階での教職への意識啓発から大学での養成、教員採用まで一貫した仕組みを構築し、特別選考の一層の充実も図る。休職者の割合が高い若年層への支援を充実するなど、教員の確保に全力で取り組む。
新年度に向けて、児童生徒自身がいじめについて理解し、防止について考える取り組みが必要。不登校対策では、新たに設ける多様な学びを支援するセンター機能を、効果的な支援につなげる必要がある。今後どのように取り組むのか。
いじめが生命や身体に重大な危険を生じさせる恐れを、子ども自ら考える学習指導プログラムを新たに作成する。また、道教委内に不登校児童生徒を支援するセンター的機能を構築し、誰一人取り残さない学びの保障を推進する。